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コラム / 集客

様々な集客方法が存在する中で、自分のお店には何が適しているかわからない方や、新しい方法(SNS、アプリ等)を試しても思ったようにいかなかった方が多いと思います。こちらでは、業界に向けた集客方法・アイデアを発信しております。

SNSを活用してファン化するには?ロイヤルカスタマーを育てるポイント

スマートフォンで操作している画像

Z世代をはじめ、SNSの利用が暮らしの一部となっている人が多くなっています。そのため、ビジネスでどのようにSNSを活用していくかは、WEBを通じた集客においても重要だといえます。

しかし、SNSのアカウントを開設したものの、ファンの獲得へつながっていないケースもあるでしょう。この記事では、SNSの活用が小売業にもたらす効果と成功に導くためのポイント、常連客やリピーターのファン化などについて解説します。

SNSの運用・活用することで得られる効果

SNSのメリットの画像

小売業においてSNSを運用することは、顧客とのコミュニケーションや情報収集、さらにはロイヤルカスタマーの育成などにつなげていけます。ここでは、主に3つの点からSNSを運用することで得られる効果を解説します。

顧客と双方向のコミュニケーションがとれる

小売業がSNSを活用することで、発信した情報に対してコメントをもらったり、そのコメントへの返信をしたりできるので、双方向型のコミュニケーションがとりやすくなります。自店がファン化したいユーザーに対して、直接的なコミュニケーションが行えるため信頼関係の構築につながり、集客において有効な手段だといえるでしょう。

しっかりとコミュニケーションを図りつつ、WEB広告などと組み合わせて活用すれば、効率良く集客を進めていけるはずです。

ターゲットの情報収集が行える

集客力を持つ商品やサービスを生み出すには、自店の顧客がどのような好みや悩みを持っているかを把握しておくことが大切です。。アンケートやインタビューを行うことで顧客のニーズを知ることができますが、手間や時間がかかる場合もあり、頻繁に行うのは難しい面があるでしょう。

SNSであれば顧客が抱える悩みや不安、ニーズなどを把握でき、商品開発などにスピード感を持って対応しやすくなります。情報発信だけでなく、情報収集といった部分でも活用できることを押さえておきましょう。

ロイヤルカスタマーの育成・囲い込みにつながる

ロイヤルカスタマーは、最上位の顧客層として分類されるもので、いかにして多く獲得していくかがビジネスの安定につながります。商品の価格や機能だけで差別化するのが難しくなっている昨今では商品やブランド、店舗などに愛着を持ち、継続的に購入してくれるロイヤルカスタマーを増やすことは重要なポイントです。

ロイヤルカスタマーは長期にわたって、安定的な売上をもたらしてくれるので、LTV(顧客生涯価値)の向上にもつながります。SNSを活用した継続的なコミュニケーションはロイヤルカスタマーと良好な関係を維持するための方法として役立つでしょう。

ファンマーケティングとは?成功に導くポイント

ファンマーケティングの分析レポートとPCの画像

小売店にとって継続的にファンを増やしていくことは欠かせません。ファンマーケティングとは何か、顧客のファン化を成功させるためのポイントも含めて解説します。

ファンマーケティングの定義

ファンマーケティングとは、自店の商品やサービスについて、熱心なファンを増やすことによって中長期的に売上を伸ばしていくマーケティング手法です。従来は、テレビなどのマスメディアが主流でしたが、スマートフォンの普及によって口コミやSNSの拡散などから新規顧客を獲得するケースも増えています。

また、ファンマーケティングでは成熟した市場であっても、熱心なファンの存在によって安定した売上を得られる可能性があるのも特徴の一つです。SNSなどを通じて、たまたま見かけた投稿内容がきっかけで商品を購入するというケースもめずらしくなく、ファンが自店の強力な味方となってくれる点が大きなメリットだといえます。

また、ファンからのフィードバックがあることで、商品やサービス開発に磨きをかけることにもつながるでしょう。良い点ばかりではなく、時には不満などの忌憚ない意見をもらえるからこそ、自店にとって貴重な存在となり得るでしょう。

ファンマーケティングの成功させる3つの要素

ファンマーケティングを成功させるには、顧客から寄せられる共感・愛着・信頼の3つを継続して集めていくことが重要です。誠実にビジネスに取り組んでいる姿勢を自然と伝えることが、ファンマーケティングには重要な要素だといえます。

顧客から「共感」を得るには、商品やブランド価値を明確にし、独自のコンセプトをしっかりと定義することが重要です。多くの人の共感を呼ぶには、競合他社にはない魅力を伝えることが欠かせません。

「愛着」の点については、ファンから長く親しまれる商品やブランドになるために、気軽に体験できる機会を提供することが大切です。暮らしの身近なところにあるものとして、手頃な価格帯の商品を用意したり、お試しプランを設けて体験する機会を増やしたりしましょう。

そして「信頼」については、商品が作られる工程などを細かく情報発信し、どのような流れを経て商品やサービスが世の中に生み出されているかを伝えることが大事です。SNSなどを通じて、商品の開発者のエピソードなどをオープンな形で伝えれば、顧客からの信頼を得ることにつながります。

電子レシートを導入すれば、顧客との関係を継続しやすくなる

電子レシートにアフターケアの表示を想像させる画像

小売店にとって顧客と良好な関係を維持するには、SNSを上手に活用していくことが有効な手段となります。既存顧客との関係を重視することで、新たな顧客を開拓するきっかけにつながることもあるでしょう。

また、SNSの運用とあわせて電子レシートを導入すれば、顧客に対するアフターケアなどをきめ細かく行うことが可能です。電子レシートプラットフォームである「iReceipt」なら、顧客情報を一元管理できるので、顧客一人ひとりの属性に合わせたプロモーションを行えます。

電子レシートを通じて顧客との接点を増やしていき、自店の常連客やリピーターをファン化することで、中長期的な売り上げを向上させていきましょう。

まとめ

継続的に売上を維持し、向上させるにはSNSを活用した顧客のファン化が重要です。自店のファンとの交流を大切にすることで、口コミや拡散された情報などをもとに、新規顧客の開拓にもつながっていくでしょう。

ファンマーケティングにおいては、商品を販売した後のアフターケアが大事になるため、電子レシートの導入を検討してみるのも一つの方法です。顧客との信頼関係を構築して、安定的な集客につなげてみましょう。